写真：（上）ガッツポーズをするトヨタ自動車シニア・マネージング・ディレクターの岡部あきら氏とToyota Kirloskar合弁社副会長のVikram Kirloskar氏と向かいにToyota Kirloskarのマネージング・ディレクターの中川ひろし氏。（下）SUVのFortuner(フォーチュウナー）、１台184万5000ルピー（約360万円）。ちなみに、以下報道で驚いたのは「比較的高所得にあたる月収12万円程度の会社員を主な販売対象とする。。」と書いてあるところです。未だに日本の報道にはインド国内のインド大手企業や欧州の外資企業企業での「高所得」の定義が把握できていないようですが、月１２万円程度ではまずこのＳＵＶ車を買える経済層にはあたりません。インド大手企業や（日本企業以外の）外資企業での「高所得」とは月１０万ルピー（２０万円程度）～はじめ３０万ルピー（約６０万円）まであります（企業によってもっと高いところもいくらでもあります）。確かに、日本企業ではいわゆるＭＢＡ卒やインドのエリート大学卒やインド大手・ほか外資企業経歴の高所得の人材を雇用することがほとんどないことからそう思われたかもしれません。何れ、インドで人気のトヨタ自動車のこのかっこいＳＵＶは月１５万ルピー程度～の所得を入手している人以降ではないと手が届かないはずです。
トヨタ、ＳＵＶ「フォーチュナー」をインドで発売
日本経済新聞 - 2009年8月24日月曜日
【ニューデリー支局】トヨタ自動車は24日、多目的スポーツ車（ＳＵＶ）「フォーチュナー」をインドで発売した。東南アジアなど他市場で販売実績のある車種を投入し、インドでの販売台数の底上げをめざす。 この車種は2005～08年の間に60カ国以上で25万台以上の販売実績が ...
