以下の記事に記載されていないFactsに照明をあてたいと思います。イギリスから「恩恵。。」と記載ですが、これはインド映画界が今まで現地ロケの際によほどな予算をかけてくれるからです。恩恵と言っても現地で例えば、2億円かけてくれた映画はそれに対し、撮影に伴う環境を揃えてくれたり、現地スタッフを使えば、ある程度税金を安くしてくれたりぐらいです。背景を言えば、この10年間インド映画はやたらと海外ロケが増えました。ヨーロッパからはじめ、アメリカが多いですが、この数年間は東南アジアも少しずつ増えてきた感じです。イギリスに関して言えば、2006年の一年間内のみでインド映画界がイギリス国内にロケした分、現地において費用としてかけた額が25億円を上回りましたこと、このような制作協定が交わされたことが一つの理由として言えるでしょう。インドではヒット映画に写る海外ロケ現場は海外旅行をする人々を自然に誘致してしまう役割を果たしてきました。スイス、オーストラリア、ニュージランドはその代表的な例です。海外先の現地ロケにおいて映画界費用がかけられるほかにそれからの観光推進にもなるため、従って、いわゆる経済交流にも良い影響を与えると言えます。日本発の以下記事では無記載ですが、こういった点やFactsも含めて記載ことになれば、日本には今だにインド経済と言ってもピンと来ないことが多いので、読者の理解のためになるでしょう。それで言えば、今後是非日本の観光局や映画ロケ誘致をする推進局にもインド映画界の日本ロケ誘致を企画してほしいところで、両国のますますのよい関係づくりにも役立つことでしょう。 ータネジャ
インド映画陣がさまざまな恩恵を受ける印英映画共同製作協定
IBTimes - 10月24日
【ニューデリー】インドとイギリスが映画共同製作協定を交わすことになった。今後インド映画のプロデューサー陣は税制上の優遇措置、新たな資金援助先の開拓、実利面でのサポートなど、さまざまな点でイギリスでの映画製作が容易になると、今回の協定を歓迎している。 ...