写真:インド国内で発行されるトラベル専門誌(上)、インド国内旅行でスキーをアピールする特集のトラベル誌表紙(中)、海外旅行先の本国のヨーロッパ諸国からインド海外旅行者にアピールする新聞広告、人気の海クルーズ旅行、ほかパッケージツアの様々な広告(下)。
この15年間、特にこの7-8年間はインド国内旅行者が海外旅行により関心を示す人が増えてきました。都市部・副都市部の新聞を開くと、数年前までは週のある日の「トラベル特集」に限って記載されていた多数の広告は現在毎日数の多い海外旅行キャンペーンや国内のトラベル会社からの相次ぐパッケージツア、安売りキャンペーンに続き、海外旅行先の本国旅行推進局からのその国をアピールする広告や特別プランキャンペーンが相次ぎます。ヨーロッパ、東南アジアが特に人気で、次ぎはアメリカ、オーストラリアが人気となっています。東南アジアのマレシアは特にアグレッシブでインド現地旅行会社と手を組み、かなり安いツアが売り込まれていて、都市部の一般サラリマンでも手の届く範囲のツアまで出てきています。現在はインドで学校の夏休みに入る時期(5月~7月)で、2ヶ月前から家族旅行対象の激しい売り込みが行われています。この7-8年間はトラベル専門雑誌も増えてきていて、国内旅行先をアピールする雑誌でも常に海外先をアピールする記事と写真が増えてきました。以前も書きましたとおりですが、各国からのインド向け旅行推進キャンペーンがあっても、日本からのこういった広告はまず目にすることがありません。場合によってはインド人海外旅行者に関するイメージからはじめ、関連情報もないのでは。。と勝手に予想してしまいます。
以前関連情報リンク:インド人海外旅行者数は?