インド式インテリジェンス
インドでは他の人と異なる面を持っていること、が評価される。ひとつの国の中に22の言語があり、文化があり、民族、宗教がある。このような世界では他の人と異なることは当たり前だ。「多彩性のなかに一体感がある」。多彩性を認めるだけではなく、その中で共通点を探り出す。その能力こそがインド式インテリジェンスの核である。 インドでは22の言語はすべて同格である。そのため異なる言語を背景とする男女が結婚すると、お互いに相手の親族と会話をするために、相手側の言語を学ぶのが当然とされ ...