インドチャネル - 2010年11月3日
インド独立のために闘った経験を持つ、アッサム州グワハティのボーララム・ダスさんは、先月100歳を迎えたことを機に、今学期から人文科学分野での博士課程を専攻するためグワハティ大学に入学した。12億人のインドで最年長となる学生となる。10月31日付ナブバーラト紙が報じた。
「100年生きてきたが、社会的、政治的、宗教的分野にまたがり様々な活動をしてきた。今こそ、こうした経験を踏まえて学び直したいという自らの欲求に応えるべく、博士号の取得に向け大学に入り直すことにしたのです」。スーツにネクタイ姿で装ったダスさんは、頭に冠のようにガンディ・キャップを被り、ほほ笑む。 今回の博士課程では、アッサム州の社会的格差を取り払いつつあるとして自身が評価するネオ・ヴァイシュナヴィズム、すなわち寛大で一神教的な新しいヒンドゥ教文化をテーマに研究する予定としている。「神や人間主義について説くヒンドゥ教哲学に関する、自らの興味や信条を深めていきたい」とダスさんは話す。。。