nikkei BPnet - 2010年11月4日
前回の原稿を書いて以降、インドと日本との間で極めて重要な取り決めが交わされた。将来の両国関係が大きく深化する可能性を秘めたものだ。具体的には、貿易のみならず投資や人的交流などを日本とインドの二国間で自由化する経済連携協定(EPA)の締結である。来日したインドのシン首相と日本の菅首相の間で交わされた。韓国に比べて自由貿易協定(FTA)やEPAで遅れていると言われる日本だが、久々に締結した大型EPAとなった。筆者がこの連載でちょうどインドを取り上げている間の締結合意で、大いに歓迎したい。。。