2010年11月10日水曜日

米大統領インド訪問:対印輸出100億ドル合意 、米国内5万人雇用創出狙い

米オバマ大統領(左)、ボーイング社代表、20機以上発注したインドスパイスジェット民間航空の設立者社長のBhupendra Kansagra(右)
インド大手RelianceAdagグループAnilAmbani会長(左)、米大手GEのJeffrey Immelt社長とオバマ大統領
「US-India Business and Entrepreneurship」の印米経済首脳集まりの会議で演説中のオバマ大統領
印米経済首脳協議
  米大統領とインド大手M&MのAnand Mahindra社長


大統領インド訪問、大型商談8100億円成立

日本経済新聞 - ‎2010118
オバマ米大統領は6日、アジア歴訪の最初の訪問国インドに入り、最大の商都、西部ムンバイで経済界首脳らと意見交換した。米企業経営者約250人らが同行して官民一体で米製品の売り込みを展開し、印スパイス航空によるボーイング737の33機購入など20件超の大型商談が成立。オバマ氏は「対印輸出が100億ドル(約8100億円)増える」と確約した。経済ミッションにはボーイング、ペプシコ…

  

米印で総額8000億円の商談=オバマ大統領が発表

時事通信 - ‎2010116
オバマ米大統領は6日、インドの商都ムンバイで財界関係者を前に演説し、今回の訪問を機にインドと米企業間で航空機の売買など計20件、総額約100億ドル(約8120億円)の契約が成立したことを明らかにした。これにより約5万人の雇用が新たに生まれるという。
 PTI通信によると、オバマ大統領は「米国とインドの関係は21世紀の最も決定的な協力関係の一つだ」と述べた。ホワイトハウスによれば、インド空軍と米ボーイング社との間でC17輸送機10機の売買契約が締結されたほか、米GE社からインド側へのガスタービン6基、蒸気タービン3基の売却契約が交わされるなどした。。

 

オバマ大統領、対印輸出100億ドル合意 米国内雇用創出狙い

CNN Japan - ‎2010116
アジア歴訪で最初の訪問国であるインドに到着したバラク・オバマ米大統領は6日、ムンバイで開かれた米印財界指導者らの会合に出席し、対インドの新規輸出で総額約100億ドル(約8123億円)の契約が成立したことを明らかにした。同大統領によれば、今回、米印間で成立した新規契約により、米国内で約5万4000人の雇用創出が見込まれるという。大統領は、中間選挙で歴史的な大敗を喫した直後の外遊である今回のアジア歴訪の目的の一つを、米国内の雇用創出と位置づけている。会合の席上でも「米国はアジア、特にインドを将来の市場とみている。わが国にとって、雇用創出につながるもの」と述べて、インド市場拡大の重要性を強調した。米企業とインド政府、民間企業の間で締結された今回の売買契約の中には、米航空大手ボーイング社のジェット旅客機、米機械・電機大手ゼネラル・エレクトリックのガスタービン技術なども含まれる。。

オバマ大統領のアジア歴訪に経済諮問委員会のメンバーとして同行したボーイングのジェームズ・マックナーニ会長は、大統領の訪印によって契約成立が促進され、B737旅客機30機やC17軍用輸送機の提供が決まったとし、外遊の成果を強調した。。

米大統領 対インド輸出拡大へ

NHK - ‎2010116
インドを初めて訪問しているアメリカのオバマ大統領は、経済成長が著しいインドとの貿易の拡大は雇用の創出につながるとして、インドへの輸出促進に向けハイテク技術の輸出規制の緩和などに踏み切る考えを示しました。


6日、インドを訪問したオバマ大統領は、ムンバイ市内で経済界の代表を前に演説し「インドは急速に成長する市場として重要な輸出先だ。それは、アメリカにとっては雇用のための戦略でもある」と述べて、インドへの輸出を増やすことでアメリカでの雇用創出につなげたいとの意欲を示しました。そして、アメリカのボーイング社が、インド側と航空機30機の売却で合意するなど、およそ20の案件、あわせて100億ドル規模の商談がまとまりつつあることを明らかにし、これによって、アメリカ国内で5万人以上の雇用が確保されるとの見通しを示しました。そのうえでオバマ大統領は、両国間の貿易はまだまだ不十分だとして、アメリカ企業のインドへの輸出を促進するため、軍事に転用可能なハイテク技術をめぐるインドへの輸出規制の緩和などに踏み切る考えを明らかにしました。。