2010年10月8日金曜日

日本出版メディアの無責任な対応:インドコモンウェルスゲームズ(英連邦対大会)

今週4日朝からはじめ、日本国内の友人からの相次いでのメールが入り、「インドで開催することになっていた英連邦大会は開催されないかもしれない」と日本発出版メディアで開会直前まで読んできたため、本当に開催ができたのか?開会式も中止となりましたか?残念ですね、などのメッセージばかりでした。2010年のデリーにおける開催実施中のコモンウェルスゲームズ(英連邦大会)はいわゆる面での準備遅れなどでインド国内メディアからはじめ、参加国のメディアそしてほか海外のメディアから否定されつづきました。ぎりぎりまでに本当にどうなるか、インド国内でも大変心配されたほどです。日本発出版メディアでも本当に開催されるかなど細かいところまで批判と否定のレポートが相次いで記載されました。しかし、10月3日の開会式イベントがはじまり、時間が経つ共に登場したスケールの大きなことやほか驚くほどの逆転と言える場面などで大ヒットし大成功をした開会式はテレビで生放送を観たインド国民からはじめ世界的に大変な評価を受けました。ゲーム大会も無事に開催され、全てが予定どおり実施中です。インド国内及び海外メディアの相当否定をした出版メディアもひっくり返し、開会翌日報道では「素晴らしかった」、「期待の数倍以上すごかった」や「前回メールボーン大会より遥かに凄かった」などの感想が写真と共に世界的に報道されましたが、日本発出版メディアでは開会一日前までの「開催されないかもしれない」でストップがかかってしまい、開会式翌日にはうんともすんとも報道がなく、「ちゃんとできたや驚きの逆転だった」などを記載するどころか、一つの「無事開催された」ような記事を探しても見かけませんでした。記者たちが報道したことが実際にはひっくり返しなほど実現できたことはレポートしづらかったかもしれませんが、メディアとは実際に起きることを報道するのが普通であり、当然なところ、否定する情報を報道したのであれば、成功した際も報道するべきだったでしょう。今回の大きなできごとが完全に無視されたようです。日本は英連邦大会に参加しないし、直接は関係ないことから、まずは何も報道しなくても問題ありませんでしたが、した場合には片方だけではなく、どちら面も報道する責任があったと言えるでしょう。

日本のメディアは昔からインドに対する関心がうすいことだったり、言うまでもなく偏見があるものの、事故にしてもや、ほか「インドだから。。」などはすぐに報道したりするのですが、ポジティブ且つ実情ニュースは少ないです。この2-3年間確かにインド専門の情報を流しているHPなどが生まれたことによって、対インド報道増加の中ほかメディアも報道せざる終えない事情であり、確かに対インド情報が増えてはきましたが、その有数のインド情報専門HPや代表経済新聞以外には極端なことを報道されることが多いです。そして、今まで「インド経済や社会などを本当に深く理解している」、と言える記者がほとんどに関して非常に少ないように見えます。一般記事内容を読んでいても、昔ながらの「イメージ」からはじめ、かなり想定で書かれる記事が圧倒的に多いように見えます。悲しいながらでも、それで最も直接損をすると言えるのがそういった日本発報道に依存をされるインドに進出を既にされている、または企画している日本企業だと言えます。

両国がせっかく力を入れ、各分野でより強い交流を目指しているところで、インド経済が成長上発展を実現していて、今後10年内世界4位経済国になっていく見込みで、これから将来に向けては欠かせないEUなみ、または、相当するお付き合いになっていくことに間違えがありません。今回の大会の件のみに限らず、いわゆる面での日印交流推進のためには報道のファーストステップとして、まずはインド現地にいる日本メディアの記者が単に現地日本人コミュニティ発で、耳にする「インド情報」に限らず、現地インド人のミドルクラスやアッパーミドルクラスからの社会人の感想なり、意見なども参考にし、全体的に理解した上で報道をするようにすれば、日本にいる読者がより「今のインド」を理解しやすくなってくることにつながると思います。インド国内では「日本が好きな国」である中、インド一般国民がインドがどのように日本に報道されているかは言葉の壁も含め、想像外な現在ですが、今後の長い目で見た両国ますますの良心な関係づくりには責任のある日常報道が欠かせないと無難に言えるでしょう。