伝統的に「金」消費需要大国インド：婚礼シーズンから読み解く金需給

写真：インド国内で続く婚礼シーズンからはじめ、４月２７日の金を買う「縁起のいい」日の「Ａｋｓｈｙａ Ｔｒｉｔｉｙａ」の昔からの伝統を対象のインド国内宝石や金の飾り物のいわゆるブランドの都市・副都市部の女性向け対象の相次ぐ新聞広告とインド国内どこの街や地方に行ってもよく見られる金の飾り物販売専門のお店。都市部、副都市部では金と宝石の混在の飾りがこの１５年間増えつつあり、ファッションとしても人気だが、地方、田舎も含め、全国的な人気度と比較すれば、金の販売量には負けている。結婚する女性のお父さんから持参物に「金」を、と意識させる広告（上から二つ目）。一番下の広告の「The Great Indian Wedding Carnival」は、その言い方のとおり、婚礼シーズンはまさに大型祭シーズン。どの広告も婚礼シーズン共に４月２７日の縁起のいいＡｋｓｈｙａ Ｔｒｉｔｉｙａにおける割引、関連もアピールしている。女性の飾り物に宝石のダイアもだが、「金」を買うことは伝統的に遥かに特別な意味合いを持つ習慣。

世界最大の「金」の消費国のインドでは結婚式前に嫁さんの飾り物や持参物に「金」を買う伝統的な習慣があります。また、結婚式に出席する女性も最も好むのが金の飾り物で、市場に販売される金の飾り物は豪華なデザインでのものが多いです。金のことをある意味一生持つ資産としての見方もあり、その意味合いでも必ず金を買いたくなる家族が多いです。婚礼シーズンは時期としては年何回かにあり、それ以外には最大お祭のＤｉｗａｌｉが１０・１１月にありますが、この時期も金の飾り物または金のＢａｒを買う習慣があります。そして、ほかのいわゆるちょっと祭ですが、金を買うと縁起がいいという時期もあります。現在は婚礼時期に加え、Ａｋｓｈｙａ Ｔｒｉｔｉｙａという金を買う時期でもあることから金を売り込む販売キャンペーンが相次ぎます。

金相場短観：インド婚礼シーズンから読み解く金需給
サーチナニュース - ‎2009年4月21日‎
西側諸国ではクリスマスシーズンのプレゼント需要が注目されがちであるが、需要大国であるインドでは婚礼シーズンを控えた4―5月（他にディワリ祭を迎える10月前後も）に現物需要が旺盛になる傾向にあり、足元の金市場でもインド勢の買い付け動向が注目を集めている。 ...